礎の石孤児院

ザンビア孤児院

2018年10月 マンスリーレポート:シオン桜子ムタレ

ムリシャーニ(お元気ですか)?皆様の日頃のご支援に、心より感謝申し上げます。
皆様の日頃のご支援に、心か感謝申し上げます。ザンビアはようやく気温が上がり始めたと思ったら、あっという間にハエと蚊も増え始めて、格闘するようになってしまいました。高校3年の最終学期が始まった子ども達は、最終試験に向けて、ますます気を引き締めて勉強しています。スティーブンとデヴィッドは幼少より、日本で技術を学ぶことを希望しており、それは今も変わっていません。本人達はどの様な技術であっても習得する気持ちでいます。
そのために、技能実習生か、就労者としてビザを得ることが可能になります。幸いなことに、現在日本は労働力不足のため、外国人の就労ビザ取得は緩和されているとのことです。日本で質の高い技術を学び、それをザンビアに持ち帰って、いづれは起業することを期待しています。いま、2人を受け入れてくださる自営業者等を求めています。どうかお知り合いの方々に、お声掛け頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(写真:孤児院に来たばかりの3人。今もう高校3年生とは…)

ザンビアでは、主に貧困を背景として約100万人以上の孤児がいるとされています。親を亡くした孤児たちは、精神的、経済的な支えを失うのみならず、貧困、疎外、差別を経験しながら、就学、就職の機会をめぐっても、孤独な闘いを強いられています。ザンビア孤児院は、そのような状況にある孤児の救済を目指し、農村部と首都において運営されていますが、同時に、地域の現状とニーズにより、幅広い支援活動を展開しています。

カセンガ

農村部においては、孤児院学校を設立し、孤児と地域の子ども達約80人に教育の機会を提供すると共に、地域医療へ貢献し、女性の健康守ることによって孤児が生まれる背景の軽減を図る狙いで、妊産婦検診、乳幼児健診等を行っています。また、地元サッカーチームを作り、スポーツを通した次世代のリーダーの養成と啓蒙も行っています。

ルサカ

都市部においては、シェルターとして、5才から20代のストリートに暮らす子どもたち(孤児も含む)約40人を保護し、養育しています。年少グループには教育、年長グループには技術訓練と、就職機会の提供等が重要なプログラムですが、同時に、ドラッグ、アルコールの常習から抜け出すための支援や、トラウマカウンセリング等も、専従のスタッフによって日々行われています。また同時に、親戚に預けられている孤児達への学用品、衣類等の支援を続けており、将来的には、より多くの孤児たちを24時間保護できる施設の建設を目指しています。

2004年から始まったザンビア孤児院の働きは、支援を必要としている孤児、ストリートキッズたちの圧倒的な数を鑑み、施設の拡大を急務としています。家族から、社会から見捨てられた子どもたちを助け、ひとりひとりが、自分の命に価値と意味を見出し、それを全うしていけるように、皆様のご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

ザンビア孤児院 桜子ムタレ(青木)スタッフプロフィール

宮城県名取市に生まれる
20歳で青年海外協力隊に参加し、西アフリカセネガルに2年間滞在帰国後、日本福祉大にて、教育と福祉、国際福祉を学ぶ
名古屋市の重度知的障害者の入所更生施設で勤務後、NPO法人礎の石孤児院ザンビアのコーディネーターとしてザンビアに滞在し、現在に至る。
ザンビア人の夫との間に3男あり。